機械加工で注意すべきこととは
こんにちは!
岡山に本社を置く機械加工・ロボットシステムインテグレータの会社
茶屋テクノロジー株式会社です。
本日は、機械加工で注意すべきことについての記事です。
「機械加工で注意すべきこと」
機械加工とは、お客様が要求する図面通りに
工作機械を使って金属などの材料を加工することを言います。
機械加工をする為には
「図面」「材料」「プログラム」
3つがなければできません。
今回は、機械加工の基礎知識として「図面」「材料」「プログラム」
それぞれの注意すべきことについて説明したいと思います!
1.図面
機械加工の事前準備として
まず図面を理解するところから始まります。
目の前に完成品や材料があれば図面と見比べて
完成した形をイメージしやすいですが
実際には初めて加工する製品であったり材料が
届いてすぐ加工を始めなければならなかったりします。
その場合は図面だけで頭の中で完成形をイメージして
プログラミングや工具の準備をしなければなりません。
実際に加工し始めてから図面を読み解くとなれば、
無駄な工数の増加に繋がります。
工数削減のためにも、図面の読解力と理解力は欠かせません。
2.材料
加工する材料は、
溶接で作られた製缶物や鋳型で作られた鋳物
鉄板を切った物など様々です。
まず加工前に材料の形状が図面通りに作られているか
確認しなければなりません。
材質によって工具の選定や加工条件も変わってくるので
注意が必要です。
加工手順を決めて行く際には工作機械に材料を
・どの向きに置くか
・どこで固定するのか
・加工機と材料が干渉しないか
などの問題も考えなければなりません。
材質によって歪み量
(切削加工することにより生じる伸び縮み、変形)
も変わってくるのでそれを考慮して
加工を進めていく必要があります。
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